叙勲の祝いで贈られる胡蝶蘭と主なマナーや注意点

叙勲とは、社会や国に大きく貢献した方に対して、勲章などを与える事を指します。国から認められている訳ですから、大変名誉な事なのです。

ちなみに勲章には、旭日章と瑞宝章の2種類があります。前者は、何らかの功績が顕著だった方に対して渡す勲章で、後者は長年に渡って公的業務に携わってきた方に渡される勲章です。

その叙勲に際して、ギフトが贈られる事がたまにあります。例えば親戚が勲章を受け取る場合、大変喜ばしいので祝福のギフトを送りたくなる事もあるでしょう。

贈られる物は、色々あります。金銭やお酒などが贈られる事も多いですが、よく胡蝶蘭が選ばれているのです。

というのも胡蝶蘭は、幸せを呼び寄せてくれると見なされているのです。胡蝶蘭の花は、いかにも蝶々が舞っているように見えます。蝶々が運気を引きつけてくれるような雰囲気があり、大変おめでたい花なのです。また蝶々が舞っているように見えますし、とても上品な雰囲気があります。ですから叙勲を祝福する為に、よく胡蝶蘭がギフト品として贈られているのです。

その目的で贈るなら、白い花の胡蝶蘭が一番無難です。白い色は清純な雰囲気がありますし、何となく誠実なイメージがあるので、白い胡蝶蘭はよく選ばれています。

育て方もそれほど難しくないので贈られて困るということもありません。

大きさも大切です。基本的には、大きな花の胡蝶蘭を贈ると良いでしょう。やはり大きい方が豪華です。

ただし胡蝶蘭の色は、必ずしも白にしなくても良い事もあります。ピンク色の胡蝶蘭も、たまに選ばれているのです。ピンク色には、「あなたが好きです」という花言葉があるので、かえって白色よりも良い事があります。相手との人間関係を考慮して、ピンクも検討してみると良いでしょう。

ところで胡蝶蘭を贈るとなると、値段も気になるでしょう。胡蝶蘭の相場は、おおむね2万円ではあります。状況によっては、3万円前後の胡蝶蘭が贈られる事もあります。個人でなく法人に対して胡蝶蘭を贈る時は、相場もう少し高めになります。

ただ肝心なのは胡蝶蘭の値段ではなく、「気持ち」です。相手に対する気持ち次第で、値段は多少前後します。祝福したい気持ちが強いなら、やや高めな胡蝶蘭を選んでみるのも良いでしょう。

また胡蝶蘭には立て札も設置されます。開店したてのお店を見てみますと、他のスタンド花が飾られている事があるでしょう。たいていそのスタンドには、立て札が取り付けられています。叙勲のお祝いで胡蝶蘭を贈る時も、基本的には立て札を取り付ける必要があります。

立て札の書き方ですが、右側には送り先の名前を書きます。そして立て札の中央部分には祝御授章などと書きますが、御授章御祝もしくは授章御祝でも構いません。たいていその文字は赤色で書きます。

そして左側には自分の使命も書きますが、法人として送る時には、会社での自分の所属や役職なども併記しておきます。ハガキの宛名書きと同じく、送り先よりも一段低い場所に自分の名前を書く方が良いでしょう。

なお立て札の書き方について分からない時は、胡蝶蘭を販売しているお店やウェブショップに相談してみる方法もあります。たいてい親切に教えてくれます。

また立て札だけでなく、必要に応じてメッセージカードを添えても構いません。お祝いの気持ちを、カードに簡潔に書いて添付してみる訳です。長々と文章を書くのではなく、あくまでも「簡潔」な書き方が望ましいです。

では胡蝶蘭はいつ頃に贈れば良いかというと、基本的には10日前後です。勲章を受け取るという話を聞いてから、おおむね10日前後で贈るのが望ましいと言われています。

しかし胡蝶蘭を贈るにしても、相手の都合にも配慮する必要があります。何かの事情で相手が忙しいのに胡蝶蘭を送ってしまいますと、かえって迷惑してしまう可能性があるからです。相手にとって余裕があるタイミングで、贈ってあげる方が良いでしょう。

なお繁忙状況が分からない時は、先方に確認しても問題ありません。相手の都合を確認するのは、特に失礼には当たらないからです。

なお胡蝶蘭を贈るのは、注意点もあります。上述のカードに書く表現は、注意が必要です。

例えば「最近は情勢も厳しいですが」などの書き方は、望ましくありません。ネガティブなイメージになってしまうのは禁物です。

また「変わる」などの単語は、あまり使わない方が良いでしょう。勲章を受け取るのは、とても喜ばしい状況です。しかし「変わる」という表現を使ってしまいますと、その喜ばしい状況が一変してしまうと解釈されてしまう可能性があります。あまり縁起が良い言葉ではないのです。「終わる」などの表現も、控える方が良いでしょう。

それと、到着日は要注意です。あまり縁起が良くない日に胡蝶蘭が届いてしまうのは、避けるべきでしょう。仏滅などは、明らかに縁起が悪い日です。胡蝶蘭を郵送する時は、できれば他の日を選ぶ方が良いでしょう。

基本的には「気持ち」が大切です。相手の気持ちを考えて、喜ばれる贈り方にすると良いでしょう。

胡蝶蘭の植え替え方法のやり方は?

胡蝶蘭はお祝いに贈られる花ですよね。花は咲いたらそのまま枯れてしまうというイメージがあるのですが、胡蝶蘭は上手に植え替えをすることで長く楽しむことが出来ます。では、胡蝶蘭の植え替え方法について紹介したいと思います。
まず、植え替えに必要なものは、水苔とパークなどの用土が必要です。また胡蝶蘭のサイズに合わせて4~5号の小さめの鉢で水苔の場合は素焼き鉢、バークの場合はポリポット鉢を使います。そのほか、肥料もハサミも必要なので用意します。
そして、植え替え方法を紹介します。
1.根についたミズゴケや傷んでいる根を綺麗に取り除く
2.傷つけないように根を広げる
3.湿らせたミズゴケで手のひら大くらいのボールを作る
4.ボール状のミズゴケの上から広げた胡蝶蘭の根をかぶせる
5.胡蝶蘭の根を上からミズゴケで覆う
6.鉢底に軽石をしいた鉢の中にミズゴケと一緒に胡蝶蘭を植える
このやり方で胡蝶蘭を植え替えましょう。
また、胡蝶蘭が根を張るミズゴケは古くなるとカビが繁殖してしまい、株自体が悪くなってしまうので、定期的に植え替えが必要です。タイミングとしては2年以上植え替えていないときや3本立てや5本立てなど寄せ植えの場合は2年に1回植え替えを行います。5~7月の花が終わった後ももっとも植え替えに適した時期なので、この時期に植え替えを行いましょう。
また、胡蝶蘭は育て方を間違えてしまうといくら植え替えを行っても弱ったり、枯れたりしてしまいます。そのため、5~9月下旬は戸外で管理して冬は暖房のきいた室内で管理します。また、胡蝶蘭は寒さにはものすごく弱いので、寒い時期は特に気をつけて管理をしてください。また、直射日光に当たると葉っぱが焼けて枯れてしまうので、室内ならレースカーテン越し、屋外なら遮光ネットで日差しを避けることをおすすめします。
このように、胡蝶蘭の植え替え方法について紹介しました。胡蝶蘭はとても長く楽しめる花で温度の管理や植え替えなどをしっかりと行えば何年も持つのが特徴です。また、育てるのが比較的簡単なので、初心者でも出来るので、今まで花を育てたことがない人にも最適ですね。胡蝶蘭はお祝いのときに贈ったり、贈られたりする定番の花です。せっかくもらったのに花を枯らせてしまってはもったいないので、胡蝶蘭の育て方はしっかりとマスターしておいた方がいいですね。これから胡蝶蘭をもらったりする予定の人は育て方のコツや植え替え方法を覚えておきましょう。